建築設計・監理　　

設計理念

自然と人間との共生、調和及び歴史に基づいた日本の伝統美と、最先端の現代テクノロジーとが新たに融合をし、生成し創造発展していく過程を具体的に空間表現することを建築設計の理念(哲学)とする。老子の｢道教｣に通ずる虚空(無)の概念、つまり｢空の間｣｢実体と実体との間｣の中に人々の生活、生命の営みが宿り、それらを大きく包括して存在するのが建築であると考える。｢有」と｢無」とは対立する概念ではなく正しく同義語であり、｢自然｣と｢人間｣とが同じ空間と時間に存在しているのと同様である。建築設計とはこれらの理念を現代社会に具体的に体現する一つの手段であり、その目的は人間の幸福とは何かを絶えず希求して止まない善良な精神を生育するための、崇高な行為の美しき回帰であると言える。

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代表取締役メッセージ

建築設計と言う行為は皮相的には何らかの物質を創造をしているようには見えますが、物質は必ず時間の経過と共に衰退し最後は消滅していきます。しかしそこには、私たちの目には見えない人間の創造的な精神だけが、時間も空間も超越して存在しているのです。ですから私たちが居住し生活し仕事をし、またある時は娯楽にいそしむための創造的空間とは、正しく人間の精神の創造と言い換えても過言ではありません。それゆえに洋の東西を問わず建築が総合芸術と言われてから久しいのです。絵画、彫刻、音楽、文学、哲学、宗教、歴史等を関連して理解する素養と教養に加え、地球上(宇宙)の万物に作用する物理法則をも受容し明確に理解しなければいけません。建築歴史学者ジークフリート･ギーディオンの有名な著書｢空間･時間･建築｣は、物質文明、西洋文明の限界を認識した現代建築が、東洋、特に日本の伝統建築等に期待と評価を与えています。外部と内部空間の調和を重んじ、自然光を最大限に享受する日本の伝統建築、ブルーノ･タウトが絶賛し、ウォルター･グロピウスが｢泣きたい程美しい。｣と言って世界屈指の建築家を感動させた｢桂離宮｣の建物に代表される日本の伝統的な美意識｢簡素」そして｢自然｣という概念。世界有数の地震国に生まれ、これからもここに生活していく私たちが未来を創造する最新のそして最善の知恵は、いかに現代技術が発達していこうとも歴史と伝統の連鎖、系譜から逸脱することはないのです。それは逆説的に新しい価値の創造を意味するものとなるはずです。3.11の大震災を受けて我が国は変わったのです。私は自分の設計行為を通じて新しい建築の意識の創出のみならず、新しい人間社会の在り方、新しい人間精神の創造と再生の可能性を追及し続けたいと考えます。それは私が建築は単に人間が創造した物質の集合体ではなく、人間の精神、魂そのものであり、何よりもまして私たちの心に｢豊じょうな空間と時間」を与えてくれると信じているからです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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会社沿革

1991年6月

西矢建築設計事務所創業。

1993年2月

有限会社　西矢建築設計事務所設立。一級建築士事務所(岡山県知事登録)第13506号

1996年8月

岡山県津山市勝部522番地26に事務所移転

代表取締役

西矢　昌雄

�鞄�本電建、�滑G夢設計、�虚泱{建築設計事務所を経て、�巨ｼ矢建築設計事務所設立現在に至る。
一級建築士　(大臣登録)第213825号
一級建築施工管理技士　(大臣登録)第9075006号
二級管工事施工管理技士　(大臣登録)第90263418号
日本建築士会連合会認定設計専攻建築士　統括設計　登録13305000091号
岡山県木造住宅耐震診断員　第20050号
岡山県建築士会会員